Column
イームズのシェルチェアー

チャールズ&レイ・イームズは、ミッド・センチュリー・モダンを代表する夫婦です。
今回紹介するシェルチェアは、1948年に
ニューヨークの近代美術館
MoMA(Museum of Modern Art)が行った『ローコスト家具デザインコンペ」に
出品した作品の一つでした。
シェルチェアは、その頃チャールズ・イームズが取り組んでいた成型合板での
大量生産可能な新時代のデザインを実現しようとした本格的な取組みでした。
1950年に製品化されて以来、家庭からオフィス・カフェなどのパブリックスペース
まで幅広く利用されています。
今回ご紹介のスタッキングベースをはじめ、キャッツグレードル・エッフェルベースなど
足の部分は多様なデザインを選ぶことが可能です。
また、座の部分に関しても色や素材などのバリエーションが豊富にあります。
最近、ミッドセンチュリーのデザイン家具が再び注目を集めています。
ぜひ、あなたのお好みの一脚をお選び下さい。
(last update 2009 07 10)
Tableware
ウッラ・プロコペのデザイン

大胆な絵柄と深い藍の色が印象的なカップ。
「ヴァレンシア」シリーズ。
このデザインを手がけたのが、1948年から20年間
アラビアの専属デザイナーとして活躍した
「ウッラ・プロコペ」です。
今回紹介するカップは、一点一点手書きで
仕上げられているため、それぞれ
色の出方や風合いが違います。
彼女の代表作には他にも「ルスカ」シリーズがあります。
アラビア社で最も成功したシリーズです。
日本の焼き物にも通じるシンプルで深い味わいがあります。日本とフィンランド。
距離も遠く離れた国同士なのに、どこか通じるものがあるというのは不思議なものです。
北欧製品の飽きのこないデザインにとりわけ私たち日本人が魅かれるのも、
そういった理由からかもしれません。
私も以前に彼女がデザインした日本の急須とよく似たデザインの
(GA3)というティーポットを持っていました。
やはり、北欧デザインに興味を持つキッカケとなったもので、
それを手に入れるまで何度もお店に通っていました。
「ギャラリーゆう」も皆さんにとって、何かのキッカケとなる作品と
出会える場を提供できればと思います。
(last update 2008 06 12)
Tableware
スティグ・リンドベリのデザイン

愛らしいハート型デザインをあしらったカップ。
一見するとつながりの無いイラストを独特の色彩と
バランス感覚で調和させたプレート。
どちらも同じデザイナーの手によって生み出されました。
『スティグ・リンドベリ』
1916年スウェーデン出身。
1937年にGusutavsberg (グスタフスベリ)社に入社し、
40年までの3年間をWilhelm koge(ヴィルヘルム・コーゲ)に師事。
その後、Gustavsberg社の専属デザイナーとして活躍し、
1949年には同社のアーティスティック・ディレクターになりました。
第2次世界大戦後、デザイナーとして広く認知されるようになり、
テキスタイルデザイナーやイラストレーターとしても多方面に活動していました。
日本にもゆかりがあり、西武デパートの包装紙のデザインなども手がけています。
リンドベリの作品は膨大な数にのぼり、多岐にわたります。
残念ながらそのすべてをここで紹介することは出来ません。
でも、少しでも彼の作品を見たら、例えばテーブルウェアーだけでも、
その作風や世界観を味わうことは出来ます。シンプルだけど温かみがあるデザイン。
ユニークなイラストは見る人も心を和ませます。
実際にイラトレーターとして絵本なども出版しているリンドベリのイラストは、
まるで彼の人柄を表すように、やさしいものが多いと思います。
私が北欧のカップに興味を持つキッカケとなった作品も彼のデザインしたカップでした。
もちろん、当時はそんなことも知らないで手にしていたんですが...
後で調べてみて、彼の作品の多さやその与えた影響の大きさに驚きました。
スカンジナビア・デザインを代表するデザイナー『スティグ・リンドベリ』
皆さんもぜひ彼の作品を体験してください。
(last update: 2008 05 16)
Cosmetics
山名 文夫のデザイン

山名 文夫(やまな・あやお/1897-1980)
資生堂といえばロゴにもなっている花椿のマークを
思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
実は、このあまりにも有名なロゴを完成させた人物こそ
今回取り上げている「山名文夫」です。
1923年、プラトン社に入社。~28年 雑誌『女性』『苦楽』の装丁や挿絵を手がける。
1929年、資生堂意匠部に入社。アール・ヌーボーの影響を感じさせる曲線を生かした
装飾や美しい女性像、モダン・ガールを描いたアール・デコ調の作品で脚光を浴びる。
資生堂調といわれるスタイルを確立し広告デザインの基礎を作り上げた。
その後も1934年、対外宣伝誌『NIPPON』の創刊に伴い、
表紙デザインと編集レイアウトを担当。
1951年にはデザインの地位向上を目指し、日本宣伝美術会を結成するなど
日本のデザイン界をリードし続けました。
(例)ドルックスの唐草模様
昭和7(1932)年に当時の最高級ブランド「ドルックス」誕生。
その蓋には洗練された唐草模様が線で描かれ、
高級感あるものであった。戦争で一時製造中止となったが
昭和26(1951)年に復活を果たした。
(資生堂ものがたりより一部抜粋)
資生堂の企業イメージを作り出している大きな要素のひとつに
広告やパッケージ
デザインがおしゃれなことがあげられると思います。
いずれも商品本来のイメージを高める付加価値的なものですが、
絶大な影響力を持っています。
山名文夫が生み出した数々のデザインは、現代の私たちから見ても
モダンで洗練されたイメージを与えます。
Tableware
北欧のヴィンテージカップたち

当店では、1950から70年代に作られた
北欧のヴィンテージカップも少量取り扱っております。
写真のカップは、スウェーデンを代表するデザイナー
【スティグ・リンドベリ】
が1955年に発表した作品です。
「スピーサ・リッブ」と呼ばれるこのカップは
「スピーサシリーズ」として『H55』展覧会に発表された
オーブンウェアシリーズのひとつです。
リッブとは(棒)の意味でその絵柄は、茶色と黒色のラインの組み合わせが
実にシンプルで、一度目にしたら忘れられない印象的なデザインです。
メーカーであるグスタフスベリ社もスウェーデンを代表する製陶所です。
1960年代以降、リンドベリ以外にも専属デザイナーによるさまざまな絵柄、
作品が生み出されています。
Cosmetics
資生堂の化粧品

数ある化粧品の中でもとりわけ人気が高いのが資生堂の
化粧品です。 幅広い年代からの支持を集め、今なお
その人気は衰えることはありません。
当店では、特に戦後から70'Sにかけての
パッケージデザインのよい香水瓶や
コンパクトなどを扱っています。
お客様からは『なつかしいね~』とか『おばあちゃんが使っていた~』という
お声をよく聞きます。その当時の時代を感じられる品物、資料として。
また、今尚、お使いいただける商品もございます。
ぜひ、一度お店にもお立ち寄りになってご覧ください。